大広(読み)だいこう

共同通信ニュース用語解説 「大広」の解説

大広

大阪市北区に本店を置く。関西拠点とする複数の広告代理店が統合し、1944年に設立された「近畿広告」が前身で60年に現在の名称に改めた。2002年12月、広告大手の博報堂読売広告社との経営統合を発表。03年10月に発足した持ち株会社「博報堂DYホールディングス傘下となった。新聞やテレビなどの既存メディアの他、オンライン分野の事業も手がける。22年4月現在、従業員数658人。決算公告によると、22年3月まで1年間の売上高は約280億円、純利益約14億円。

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精選版 日本国語大辞典 「大広」の意味・読み・例文・類語

おお‐ひろおほ‥【大広】

  1. 〘 名詞 〙 ( 普通より大判の紙の意 ) 越前奉書では、縦約四四センチメートル、横約五九センチメートルの紙質厚く、大型のもの、杉原紙では縦約三四センチメートル、横約四五センチメートルで、一束五〇〇枚のものをいった。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大広」の意味・わかりやすい解説

大広
だいこう

大阪に本拠を置き,電通博報堂に次ぐ代表的な広告会社。内外の新聞,雑誌,ラジオ,テレビ,屋外その他一切の広告を取り扱う。 1944年2月,第2次世界大戦時における企業統合によって,金水党,京華社,大和広告,協和広告などの 14社を統合,近畿広告として設立。 1960年 11月,現社名改称,近代的なマーケティングエージェンシーとしての態勢を整備。 1963年 10月,アメリカの代理店グレイとの合弁で,グレイ大広を設立。近年はアジアにも進出し,ホンコン,台湾に続き 1995年には北京に合弁会社を設立。 2003年 10月,博報堂,読売広告社とともに持株会社博報堂 DYホールディングスを設立,傘下企業となった。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「大広」の解説

大広

正式社名「株式会社大広」。英文社名「Daiko Advertising Inc.」。サービス業。昭和19年(1944)「近畿広告株式会社」設立。同35年(1960)現在の社名に変更。本社は大阪市北区中之島。博報堂DYホールディングス傘下の広告会社。業界大手。関西で戦前からの広告会社14社が統合し発足。博報堂・読売広告社と経営統合後も競合他社として営業。

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