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大義親を滅す タイギシンヲメッス

デジタル大辞泉の解説

大義(たいぎ)親(しん)を滅(めっ)す

《「春秋左伝」隠公四年から》君主や国家の大事のためには、肉親の情をも顧みない。大義のためには親兄弟をも犠牲にする。

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大辞林 第三版の解説

たいぎしんをめっす【大義親を滅す】

〔左氏伝 隠公四年
大義のためには親兄弟をもかえりみない。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

大義親を滅す
たいぎしんをめっす

主君や国に重大事があった場合には、人としてもっともつながりの深い親子の情すら顧みないとの意で、大事のためには個人的な私情を挟まず、人情や義理を犠牲にして、自分の肉親さえも捨てなければならないとのたとえ。中国、春秋時代の衛の国の大夫で、純臣の石(せきさく)が、謀反を企てた逆臣吁(う)にくみしたわが子の厚を殺害させた、と伝える『春秋左氏伝』「隠公四年」の故事による。[田所義行]

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