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宝鶏 ほうけい

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百科事典マイペディアの解説

宝鶏【ほうけい】

中国,陝西省西部,渭水左岸にあり,渭水盆地西端の都市。宝成(宝鶏〜成都)・隴海(連雲港〜蘭州)鉄路と川陝公路の交点で,1996年西宝(西安〜宝鶏)高速道路が開通した。

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世界大百科事典 第2版の解説

ほうけい【宝鶏 Bǎo jī】

中国,陝西省南西部の市。人口48万(1994)。関中盆地の西端,渭河河畔にある。秦代に陳倉県がおかれ,唐代に宝鶏県となった。古来,抗争の場,交易の中心であり,東は西安,西は甘粛,南は大散関をへて漢中,四川に通じる交通の要所を占める。水利灌漑工事が早くから発達,昇原渠(しようげんきよ)は,7世紀,唐代に,渭河の水を東方の六門堰まで引いたものである。近年,機械,製粉などの工業が発展,〈西鳳(せいほう)酒〉を特産する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

宝鶏
ほうけい / パオチー

中国、陝西(せんせい)省西部の市。市域は渭河(いが)平原の西部に広がり、その中に宝鶏、鳳翔(ほうしょう)、岐山(きざん)、扶風(ふふう)など10県を含む。人口363万3782、市轄区人口57万9814(2000)。この地域は三方を山地に囲まれ、前面に渭河平原を臨み、西には西域(せいいき)に至る隴関(ろうかん)、南には四川(しせん)に至る大散(だいさん)関を控え、関中の死命を制する要地であった。そのため周、秦(しん)、三国の蜀(しょく)など西方から関中に進出しようとする勢力の根拠地でもあった。その中心は鳳翔で、秦に雍(よう)県が置かれて京畿(けいき)である内史に属し、漢には右扶風、その後、扶風郡、岐州と変わり、唐になって鳳翔府となった。現在市の中心である宝鶏には秦漢以来、陳倉県が置かれ鳳翔に属してきた。宝鶏と改名されたのは唐代である。隴海(ろうかい)鉄道が建設されてからは、路線から離れた鳳翔より沿線の宝鶏が発達し、1956年に宝成鉄道(宝鶏―成都)も完成すると、陝西、甘粛(かんしゅく)、四川を結ぶ交通、流通の中心になった。それとともに工業も発達し、機械、鉄鋼、紡績、食品など西安(せいあん)に次ぐ省第二の工業都市に発展している。[秋山元秀]

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