デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「実海(2)」の解説 実海(2) じっかい 1446-1533 室町-戦国時代の僧。文安3年生まれ。天台宗。武蔵(むさし)川越(埼玉県)喜多院の住持となり,後進の育成と著作につとめる。幼少より聡明(そうめい)で,太田道灌(どうかん)を心服させた逸話がのこる。天文(てんぶん)2年死去。88歳。武蔵川崎(神奈川県)(一説に品川)出身。著作に「夷希抄」「教観大綱見聞」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例