俗間(読み)ゾッカン

デジタル大辞泉 「俗間」の意味・読み・例文・類語

ぞっ‐かん〔ゾク‐〕【俗間】

俗人の住む世の中。世間民間
[類語]世間世の中天下江湖こうこ社会実社会世上世俗俗世人世じんせい人間じんかん民間巷間こうかんちまた市井しせい浮き世娑婆しゃば塵界じんかい世界人中浮き世一般

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精選版 日本国語大辞典 「俗間」の意味・読み・例文・類語

ぞっ‐かんゾク‥【俗間】

  1. 〘 名詞 〙 世俗の間。俗人の住んでいる世の中。俗人の仲間。民間。
    1. [初出の実例]「俗間桃李縦皆盛、此地芬芳勝自衆」(出典:本朝無題詩(1162‐64頃)三・長楽寺花即事〈大江佐国〉)
    2. 「居は市中にありて自ら隠れ、躬(み)は俗間(ゾクカン)にありて自ら雅なり」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)四)
    3. [その他の文献]〔漢書‐游侠〕

ぞく‐かん【俗間】

  1. 〘 名詞 〙ぞっかん(俗間)

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普及版 字通 「俗間」の読み・字形・画数・意味

【俗間】ぞくかん

世間。

字通「俗」の項目を見る

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