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小倉遊亀 おぐら ゆき

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美術人名辞典の解説

小倉遊亀

日本画家。滋賀県生。旧姓は溝上。奈良女高師卒。安田靫彦に師事する。女流画家として最初の日本美術院同人となり、同院の運営にも参画。甘美な現代的叙情と古典的香気にあふれる画風を確立した。文部大臣賞受賞。日本美術院理事。芸術院会員文化功労者文化勲章受章。平成12年(2000)歿、105才。

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デジタル大辞泉の解説

おぐら‐ゆき〔をぐら‐〕【小倉遊亀】

[1895~2000]女流日本画家。滋賀の生まれ。旧姓、溝上(みぞがみ)。安田靫彦(やすだゆきひこ)に師事。大胆でおおらかな画面構成のうちに明るくさわやかな画風を示す。代表作「浴女」「磨針峠」など。文化勲章受章。

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百科事典マイペディアの解説

小倉遊亀【おぐらゆき】

女性日本画家。滋賀県大津市生れ。本名ゆき。奈良女高師卒後安田靫彦に師事,1920年日本美術院同人。明るく清潔な人物像が多く,代表作に《裸婦》《O夫人坐像》など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

小倉遊亀 おぐら-ゆき

1895-2000 大正-平成時代の日本画家。
明治28年3月1日生まれ。大正9年安田靫彦(ゆきひこ)に入門。昭和7年女性初の日本美術院同人となる。29年「O夫人坐像」で上村松園賞を受賞。37年芸術院賞。51年芸術院会員。55年文化勲章受章。平成2年日本美術院理事長。近代的でおおらかな画風で知られる。平成12年7月23日死去。105歳。滋賀県出身。奈良女高師(現奈良女子大)卒。旧姓は溝上。作品に「浴女」「小女」「母子」など。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

小倉遊亀
おぐらゆき

[生]1895.3.1. 大津
[没]2000.7.23. 東京
日本画家。旧姓溝上,本名ゆき。 1917年奈良女子高等師範学校国漢部卒業後,京都,横浜などで教員をつとめ,20年安田靭彦 (ゆきひこ) の門に入る。 26年院展に初入選,32年に女性で初めて同人となる。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

小倉遊亀
おぐらゆき
(1895―2000)

日本画家。旧姓溝上(みぞがみ)。滋賀県大津に生まれる。1917年(大正6)奈良女子高等師範学校国語漢文部を卒業後、しばらく教壇に立ったのち、安田靫彦(ゆきひこ)に師事する。1926年第13回院展に『胡瓜(きゅうり)』が初入選、28年(昭和3)に日本美術院院友、32年同人に推された。38年小倉鉄樹と結婚したが44年に死別した。古典を基礎に、大胆でおおらかな構成と、さわやかな情感がにじむ画風を築いて今日に至っている。初期では『浴女』、第二次世界大戦後では『O夫人坐像(ざぞう)』『月』『良夜』『越(コー)ちゃんの休日』『舞妓(まいこ)』『姉妹』などがよく知られている。1976年(昭和51)女性では上村松園(うえむらしょうえん)に次いで日本芸術院会員に推された。80年に文化勲章を受章。90~96年日本美術院理事長。晩年、一時体調を崩したものの、105歳で亡くなるまで制作を続けた。[原田 実]
『『現代日本画全集4 小倉遊亀』(1981・集英社) ▽『百四の春 小倉遊亀画文集』(1999・日本経済新聞社) ▽『画集小倉遊亀』(1993・日本経済新聞社) ▽小倉遊亀著『卓上の風景』(1995・講談社) ▽小倉遊亀著『画室の中から』全2冊(1979・中央公論美術出版)』

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