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小言幸兵衛 コゴトコウベエ

6件 の用語解説(小言幸兵衛の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

こごとこうべえ〔こごとカウベヱ〕【小言幸兵衛】

落語。世話好きだが口やかましい麻布古川の家主、田中幸兵衛のある一日の話。転じて、口やかましい人をいう。

出典|小学館
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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

小言幸兵衛 こごと-こうべえ

同名の落語の主人公
江戸麻布古川にすむ家主(いえぬし)田中幸兵衛は朝から晩まで口やかましく小言をいう。家をかりにくる搗米(つきごめ)屋,豆腐(とうふ)屋,仕立屋などにいろいろと難癖をつけて追いかえしてしまう。

出典|講談社
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デジタル大辞泉プラスの解説

小言幸兵衛(こごとこうべえ)

古典落語の演目のひとつ。「搗屋(つきや)幸兵衛」「道行幸兵衛」とも。上方では「借家借り」と題する。六代目三遊亭圓生が得意とした。オチは考えオチ。主な登場人物は、大家。

出典|小学館
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世界大百科事典 第2版の解説

こごとこうべえ【小言幸兵衛】

落語。家主幸兵衛は口やかましく,家を借りに来た者の口のききかたが悪いと貸さない。礼儀正しい仕立屋が来たが,若い美男の息子がいると聞き,近所の娘と心中になると取越し苦労をして追い帰す。乱暴な男が来てまくし立てるので,商売を聞くと鉄砲鍛冶だという。〈道理でポンポン言い通しだ〉。ぶっつけ落ち。この前に米つき屋が借りに来てことわられる《搗屋(つきや)幸兵衛》とよぶ部分もある。また上方では《借家借り》という。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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大辞林 第三版の解説

こごとこうべえ【小言幸兵衛】

落語の一。世話好きだが口やかましい家主幸兵衛が、長屋を借りに来た者に種々の難癖をつけて断る話。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

小言幸兵衛
こごとこうべえ

落語。麻布(あざぶ)古川(ふるかわ)に住む家主(いえぬし)の田中幸兵衛は世話好きだが小言が多く、人よんで「小言幸兵衛」。空き家の借り手にいろいろと難癖をつけて断る。搗米(つきごめ)屋、豆腐屋、仕立屋と頼みにくるのを断るやりとりが咄(はなし)の中心をなす。最後にきた男の乱暴な口調にびっくり、「ご商売は?」「鉄砲鍛冶(かじ)だ」「道理でぽんぽんいう」とサゲる。江戸時代から継承する古い咄で、江戸の庶民生活の一端を描写する部分は、風俗資料としての価値がある。搗米屋とのやりとりを主に演じる場合は『搗屋幸兵衛』といい、5代目古今亭志ん生(ここんていしんしょう)はこの題で演じた。搗屋の話は湿っぽいので、今日『小言幸兵衛』というと、はでな仕立屋のくだりを主に演ずるのが普通。幸兵衛が、年ごろの仕立屋の息子と近所の古着屋の娘が恋し合って心中するはずだと理不尽なことを言い立て、芝居仕立ての道行(みちゆき)の場面へと発展してゆくという発想のおもしろさがあり、そのため『道行幸兵衛』の別名もある。[関山和夫]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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