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嵐三五郎(初代) あらし さんごろう

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

嵐三五郎(初代) あらし-さんごろう

1687-1739 江戸時代中期の歌舞伎役者。
貞享(じょうきょう)4年生まれ。初代嵐勘四郎の門から3代嵐三右衛門の門に転じる。立役(たちやく)として大坂,京都,江戸で活躍。俏事(やつしごと),所作事を得意とした。元文4年7月12日死去。53歳。京都出身。本名は島田喜之助。俳名は雷子,其有。屋号は京屋。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

嵐三五郎(初代)

没年:元文4.7.12(1739.8.16)
生年:貞享4(1687)
江戸中期,上方の歌舞伎役者,座本。屋号京屋。俳名雷子。初代嵐勘四郎・3代目嵐三右衛門の門弟。京都岡崎村の農家の子として生まれる。熊五郎の名で大坂竹田芝居の子役を勤め,嵐三五郎と改めて享保6(1721)年大坂嵐三右衛門座が大芝居の初舞台。19年には立役上上吉の位付けを得た。小兵で身軽ながら芸は凜々しく,おかしみのある和事や所作事を得意としたが,器量すぐれず色事や上品な役は不出来で,まるで道外形であって「誠のやつし方ではない」という批判もあった。「後面」の所作(後頭部に面を付け,身体の前後を別役に演じ分けて踊る)や七変化などに好評を得た。名跡は昭和期の7代まである。<参考文献>『歌舞伎評判記集成』1,2期

(上野典子)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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