デジタル大辞泉 「川原毛」の意味・読み・例文・類語 かわら‐げ〔かはら‐〕【川‐原毛/瓦毛】 馬の毛色の名。灰白色・黄白色で、たてがみ・下肢・ひづめが黒いもの。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「川原毛」の意味・読み・例文・類語 かわら‐げかはら‥【川原毛・瓦毛】 〘 名詞 〙 馬の毛色の名。朽葉(くちば)を帯びた白毛で、たてがみと尾が黒く、背筋に黒い筋があるもの。鴨川原毛、白川原毛などの種類がある。〔十巻本和名抄(934頃)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
日本歴史地名大系 「川原毛」の解説 川原毛かわらげ 秋田県:湯沢市高松村川原毛[現在地名]湯沢市高松 川原毛高松(たかまつ)川上流の三途川(さんずかわ)より南東に約四キロの湯尻沢(ゆじりさわ)の奥にある鉱山・温泉。川原毛は文化一二年(一八一五)の「秋田風土記」に次のように記される。<資料は省略されています>焼(やけ)山(現川原毛鉱山)を挟んで東に泥湯(どろゆ)、西に川原毛湯があり、「当用式」に「入湯御暇相済候ケ所(中略)泥ノ湯・高松・川原高松」と記され、藩政時代は武士の公休湯治場として認められた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「川原毛」の意味・わかりやすい解説 川原毛かわらげ 秋田県南部,湯沢市南東部にある全山不毛の硫黄山。川原毛地獄山と呼ばれ,南部の恐山,越中の立山とともに三大霊地の1つ。現在でも火山活動の余勢を残し,硫黄,亜硫酸ガスなどの噴出が盛んで,渓谷には熱湯が流れ,山麓にある湯滝の滝壺は天然風呂となっている。生物は生息せず昔から奇山として恐れられていた。大同2 (807) 年月窓和尚によって開山されたといわれる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by