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市販の外用剤(皮用剤)の選び方と使い方 しはんのがいひようざいのえらびかたとつかいかた

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家庭医学館の解説

しはんのがいひようざいのえらびかたとつかいかた【市販の外用剤(皮用剤)の選び方と使い方】

 切り傷やけど虫刺されかぶれ、あせも、とびひ、みずむし、肌あれなど、さまざまな皮膚のトラブルをおこし、薬局で外用剤を買い求める機会は少なくないはずです。最近はさまざまの剤形(ざいけい)で使いごこちのよいものが市販され、選択の幅も広がっています。市販薬は、かりに誤った使い方をしても重大な事故や副作用がおこりにくいよう、安全性を重視してつくられています。ステロイド外用剤でも、有効成分の濃度は医師が処方する薬の半分程度と、効果を弱めに設定したものもあります。薬局で買い求める際は症状をよく説明し、適切なものを選んでもらいましょう。
●症状別にみた外用剤の選び方
 やけどと外傷 やけどをした場合、まず流水で30分ほど患部を冷やすことがたいせつです。その後、抗生物質入りの軟膏(なんこう)をガーゼにのばして貼付(ちょうふ)します。小さな外傷には、消毒液を用います。消毒液は無色透明でスプレー式のものが使いやすいでしょう。消毒した後、抗生物質入りの軟膏を塗ります。
 細菌性疾患 おできやとびひなど細菌感染が原因のものには抗生物質入りの軟膏を使います。患部をガーゼなどでおおい、菌が他の部位につかないよう気をつけます。
 虫刺され、かぶれ かゆみを止める作用のある抗ヒスタミン薬を含んだものやステロイド外用剤を用います。
 みずむし クリーム、液体、スプレーなどさまざまな種類のものが売られています。ただれてジクジクしているときは、刺激感のある液体よりクリームのほうがよいでしょう。接触皮膚炎(せっしょくひふえん)(かぶれ)をおこすこともありますから、周囲の皮膚が赤くなったりかゆくなったら使用をやめ、皮膚科を受診しましょう。
 手あれ、乾燥肌 アトピー性皮膚炎の人やお年寄りは、皮膚が乾きやすいため、まめなスキンケアが必要です。保湿作用のある外用剤を使いましょう。クリームやローションなどもあります。実際に使って、使用感のよいものを選びましょう。入浴直後など、皮膚に水分が浸透しているときに使うと効果的です。手には、こまめに塗るように心がけます。
●市販外用剤の使い方と注意
 基本的には、1日1~2回患部に直接塗布(とふ)します。患部がジクジクして滲出液(しんしゅつえき)がある場合は、ガーゼなどにのばして貼(は)りつけます。入浴やシャワーで患部の汚れや古い薬剤を洗い落としてから使うほうが効果的ですが、朝や日中はそのまま塗ってもかまいません。
 まず薬剤に添付してある効能書をよく読んで正しい使用法を確認しましょう。また、すべての外用剤についていえることですが、ごく一部の人に接触皮膚炎をおこすことがあり、外用したところの皮膚が赤くなったりかゆくなったりします。そのようなときはすぐに使用をやめましょう。
 正しく使用しているのに症状が改善しないことがあります。これは、症状に合った外用剤を使っていないか、かぶれなどの副作用が出ているかのどちらかです。改善しないのに漫然と長期間使い続けるのはよくありません。1~2週間使用しても改善しなかったり、かえって悪化したようなときは医師の診察を受けましょう。その際、使用していた外用剤を持参してください。みずむしだと思っていたらその外用剤によるかぶれだったり、湿疹(しっしん)だと思っていたら白癬(はくせん)やカンジダ症(真菌(しんきん)の感染症)だったという例がよくあります。思い込みで薬を使い続けないよう注意しましょう。

出典|小学館
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それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。この事典によって自己判断、自己治療をすることはお止めください。あくまで症状と病気の関係についてのおおよその知識を得るためのものとお考えください。

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