座右の銘(読み)ざゆうのめい

故事成語を知る辞典「座右の銘」の解説

座右の銘

いつも心に留めておいて、生き方の参考とすることばのこと。

[使用例] 彼は読み書きの好きな和助のために座右ともなるべき格言を選び、心をこめた数葉の短冊を書き、それを紙に包んで初旅のはなむけともした[島崎藤村夜明け前|1929~35]

[由来] 紀元後一~二世紀、後漢王朝の時代の中国の文人さいえんの文章のタイトル。「他人の短所を指摘するな、自分の長所を自慢するな」から始まる、原文では全体で二〇〇字の文章で、崔瑗は、これを実際に自分の座る場所の右側に書き記しておいて、いつも戒めとしていたそうです。

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精選版 日本国語大辞典「座右の銘」の解説

ざゆう【座右】 の 銘(めい)

常に自分の座右に記しておいて、日常のいましめとすることばや文。座左の銘。座右銘(ざゆうめい)
※俳諧・芭蕉庵小文庫(1696)冬「座右之銘 人の短をいふ事なかれ、己が長をとく事なかれ。物いへば唇寒し穐(あき)の風」

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デジタル大辞泉「座右の銘」の解説

ざゆう‐の‐めい〔ザイウ‐〕【座右の銘】

いつも自分の座る場所のそばに書き記しておいて、戒めとする文句
[類語]言い習わし常套句常套語決まり文句美辞麗句慣用句ことわざ成句故事成語俚諺りげん俗諺ぞくげん古諺こげん諺語げんご箴言しんげん寸言寸鉄警句金言格言名言至言名句謳い文句標語売り文句惹句じゃっくスローガンキャッチフレーズモットーキャッチコピーイディオム

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