廉潔(読み)レンケツ

デジタル大辞泉 「廉潔」の意味・読み・例文・類語

れん‐けつ【廉潔】

[名・形動]私欲がなく、心や行いが正しいこと。また、そのさま。清廉潔白。「廉潔な(の)政治家
[類語]潔い潔癖堂堂正正堂堂高潔潔白清純純潔廉直清廉貞潔毅然きっぱり断固断然断じて頑として屹度きっとびしびし心を鬼にする

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精選版 日本国語大辞典 「廉潔」の意味・読み・例文・類語

れん‐けつ【廉潔】

〘名〙 (形動) 欲がなく、心や行ないがきれいなこと。清廉で潔白なこと。また、そのさま。
三教指帰(797頃)上「廉潔、則伯夷許由之侶」
浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉二「廉潔な心から文三が手を下げて頼まぬと云へば」 〔孟子‐尽心・下〕

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普及版 字通 「廉潔」の読み・字形・画数・意味

【廉潔】れんけつ

心清く、欲がない。〔楚辞招魂(われ)幼より、くして以て 身、義にすること、未だ沫(や)まず

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