デジタル大辞泉 「純潔」の意味・読み・例文・類語 じゅん‐けつ【純潔】 [名・形動]1 けがれがなく心が清らかなこと。また、そのさま。「純潔な精神」2 異性との性的なまじわりがなく心身が清らかなこと。「純潔を守る」[派生]じゅんけつさ[名][類語]潔い・潔癖・堂堂・正正堂堂・高潔・潔白・清純・廉直・清廉・廉潔・貞潔・毅然・きっぱり・断固・断然・断じて・頑として・頑・屹度きっと・びしびし・心を鬼にする・綺麗・清い・清らか・清潔・清浄せいじょう・しょうじょう・清澄・清冽せいれつ・清麗・無垢むく・プラトニック・ナイーブ・純情・純粋・清楚・純真無垢・純真・貞操・操みさお 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「純潔」の意味・読み・例文・類語 じゅん‐けつ【純潔】 〘 名詞 〙 ( 形動 )① けがれがなく清らかなこと。また、そのさま。純粋。[初出の実例]「世に雨水の純潔を称すと雖も試薬に頼れば亦雑物を見る」(出典:舎密開宗(1837‐47)外)② 私欲や邪念がなく、心の潔白なこと。また、そのさま。[初出の実例]「この赤水は、極純潔の心を以て用ひざれば、効能あらずとぞありける」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉三)[その他の文献]〔魏志‐管寧伝注〕③ 異性との性的な交わりがなく、心やからだがけがれていないこと。また、そのさま。[初出の実例]「尤も愛好すべきは処女の純潔なるかな」(出典:処女の純潔を論ず(1892)〈北村透谷〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例