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皇室財産 コウシツザイサン

デジタル大辞泉の解説

こうしつ‐ざいさん〔クワウシツ‐〕【皇室財産】

皇室の所有する財産。明治憲法下では林野・土地・建物・有価証券などからなっていたが、日本国憲法下では純粋の私産以外はすべて国有となった。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

皇室財産

明治憲法下では広大な土地や建物、林野などが皇室の財産だった。戦後の日本国憲法で一部の私産を除き、国有(皇室用財産)となった。維持管理に必要な経費は宮内庁予算として計上され、国会の議決が必要とされている。

(2009-11-09 朝日新聞 夕刊 2総合)

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百科事典マイペディアの解説

皇室財産【こうしつざいさん】

国において皇室の用に供する財産。国有財産のうちの行政財産に属する。第2次大戦後旧皇室財産はすべて国に属することとなった結果,生活必需品,愛用美術工芸品,宮中三殿三種の神器など皇室の私産を除いた,皇居・御所・離宮御用邸・猟場・陵墓など,すべて皇室財産となった。
→関連項目皇宮警察皇室経済会議国有財産

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世界大百科事典 第2版の解説

こうしつざいさん【皇室財産】

動産・不動産をふくむ天皇家財産の総称。皇室財産設定の動きが始まったのは明治維新以後のことである。天皇を頂点とする国家機構が整備されてくるのにともない,明治政府は皇室の経済的基礎を確立する必要に迫られた。1876年木戸孝允の建言をはじめ,79年には宮内卿徳大寺実則が官有林の一部を皇室財産に編入すべき提議をおこなったが,その動きが本格化したのは自由民権運動の高揚した81年ころである。すなわち81年10月国会開設の詔を機に民権運動が高揚すると,憲法実施前に皇室財産を設定せよとの建議があいついだ。

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