念ずる(読み)ネンズル

デジタル大辞泉 「念ずる」の意味・読み・例文・類語

ねん・ずる【念ずる】

[動サ変][文]ねん・ず[サ変]
物事成就などを強く願う。「成功を―・ずる」
心の中で神仏に祈る。また、経文名号などを心の中で唱える。「如来済世を―・ずる」「弥陀の名号を―・ずる」
耐え忍ぶ。こらえる。
「をりをりごとにえ―・じえず、悔しきこと多かめるに」〈帚木
[類語]思う願うこいねが望む求める欲する念願する願望する希求する希望する庶幾する切望する切願する熱望する熱願する

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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