コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

所当 ショトウ

3件 の用語解説(所当の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

しょ‐とう〔‐タウ〕【所当】

中世、割り当てられて官または領主に納める物品。
相当すること。適当。
「―の罪科おこなはれん上は」〈平家・二〉

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

しょとう【所当】

(1)中世において,国衙や荘園領主に納入すべき官物(かんもつ),年貢,雑役などのこと。所当官物,年貢所当というように,官物や年貢と連結して使用される場合が多く,その独自の意味を定義することは難しい。例えば,《御成敗式目》の第5条は,その条目を〈一,諸国地頭令抑留年貢所当事〉とするが,本文では〈右抑留年貢之由〉と〈年貢〉1語におきかえているのである。本来の意味は(2)の〈相当する〉に通じていたようで,988年(永延2)の《尾張国郡司百姓等解文》の第6条では,〈但,疋別所当料田〉(疋別に当たれる所の料田)というように使用されている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

しょとう【所当】

中世、官または領主に納付する物品や雑役。 「年貢-」
相応すること。相当すること。 「 -の罪科おこなはれん上は/平家 2

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の所当の言及

【年貢】より


【中世】
 荘園において田畠を耕作する者は,荘園領主に生産物の一部を貢納する義務をもっていた。この貢納物が年貢であるが,平安時代から鎌倉時代にかけては所当(しよとう)とか乃貢(のうぐ)あるいは土貢(どこう)などと呼ばれることも多かった。畠の年貢は地子(じし)と呼ばれている。…

※「所当」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

所当の関連キーワード井料請作請料加地子百姓請免田荘家無主地直務負所

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

所当の関連情報