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手水鉢 チョウズバチ

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デジタル大辞泉の解説

ちょうず‐ばち〔てうづ‐〕【水鉢】

手を洗う水を入れておく鉢。

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百科事典マイペディアの解説

手水鉢【ちょうずばち】

手や口を洗いきよめる水を入れる容器。杉柄杓(すぎびしゃく)を添えるのが一般。寺社の御手洗所には古くからあり,自然石を利用したもの,銅器の水盤,木桶(おけ)などを用いたが,鎌倉時代以降,石を加工したものが多くなった。

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世界大百科事典 第2版の解説

ちょうずばち【手水鉢】

手を洗い口をすすいで清める水,すなわち手水をためておく鉢。多くは石造で,自然石をそのまま用いたもの,貝,舟,富士,一文字,棗(なつめ)などの形に加工したもの,また四方仏や五輪塔の水輪(下から2段目の石),橋杭などを利用したものがあり,銅製,陶磁器のものもある。神仏に詣でるときに手を清め口をすすぐ風習は古く,伊勢神宮上賀茂神社には,川に石畳をしつらえて御手洗(みたらし)が設けられている。また神嘗祭かんなめさい)でも御手洗の儀礼が行われていた。

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大辞林 第三版の解説

ちょうずばち【手水鉢】

手水を入れておく鉢。茶室の露地や、庭園の飾りにも用いられる。手洗い。 → つくばい

出典|三省堂
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家とインテリアの用語がわかる辞典の解説

ちょうずばち【手水鉢】

手を洗ったり、口をすすいだりするための水(=手水)を溜(た)めておく鉢。石製のものが多い。参拝前の身を清めるために寺社の境内に置かれるほか、茶庭や日本庭園の重要な構成要素とされる。

出典|講談社
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

手水鉢
ちょうずばち

手洗いに使うための水鉢をいう。石造品がもっとも多く使われるが、陶製、鉄製、銅製、木製のものも用いられる。蹲踞(つくばい)用、立ち使い用、鉢前(はちまえ)(縁先手水鉢)用とでは、多少形式を異にするものもあるが、共通して使えるものが少なくない。形式はすこぶる多いが、自然石系、加工物系、利用物系に大別することができる。自然石系では、自然石を見立て適宜水穴をうがったものもあれば、「釜山海(ふざんかい)」のごとく水穴も自然に生じたくぼみを活用する例がある。加工物では、たとえば棗(なつめ)型、鉄鉢型、方形袈裟(けさ)型、水盤型など、円形、方形、多角形を基本に多様な形がくふうされた。また茶の湯の好古趣味は、五輪塔、宝塔、宝篋印塔(ほうきょういんとう)、石灯籠(いしどうろう)、礎石、橋杭(はしぐい)などの部分を活用して、さまざまな意匠の水鉢をつくりだした。とくに鉢前手水鉢では、これらの水鉢の意匠が、しばしば建物に情趣を添え、庭との調和を巧みに演出する。[中村昌生]

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