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振動公害 しんどうこうがい vibration hazard

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

振動公害
しんどうこうがい
vibration hazard

工場,建設工事,鉄道,自動車などの振動が引起す公害。 1960年代から問題にされるようになった。ことに1~12Hzの低周波が最も大きい被害を引起すと考えられている。被害の態様は,(1) 不安感や睡眠妨害,(2) 精密な作業の妨害,(3) 壁面の亀裂など物的損失,(4) 戸,障子などのがたがたいう音の発生などで,新幹線沿線ではかつて地震でいう震度2にあたる 70dB以上の住居が約1万戸あった。

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百科事典マイペディアの解説

振動公害【しんどうこうがい】

人為的原因で発生した振動が生活空間に伝わり,相当範囲にわたる被害者に不快感や経済的損失を与える公害。全身振動の影響は,3Hz以下の低周波振動では動揺病を起こすことがあり,3〜100Hz程度でかつ強い振動の場合は交感神経系内分泌系の影響(血圧や脈拍数の増加,末梢(まっしょう)血管の収縮,ストレス反応など)をもたらし,局所振動では,振動病(白蝋(はくろう)病)を起こすことがある。

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世界大百科事典 第2版の解説

しんどうこうがい【振動公害】

日本の公害対策基本法に基づけば,振動公害とは事業活動その他の人の活動に伴って生ずる相当範囲にわたる振動によって,人の健康または生活環境にかかわる被害が生ずることと定義することができる。周波数範囲は,JIS規格振動レベル計振動感覚補正特性と関連して,一般に1~80Hzのものが対象とされている。 振動による最近の苦情の内訳を振動発生源別にみると,建設作業を発生源とするものがもっとも多く,次いで,工場,事業場,道路交通からのものの順となっている。

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