コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

新沢千塚古墳群 にいざわせんづかこふんぐん

百科事典マイペディアの解説

新沢千塚古墳群【にいざわせんづかこふんぐん】

奈良県橿原市の古墳群。約600基からなる。4世紀末の前方後円墳最古とするが,多くは5世紀後半―6世紀前半の円墳からなる。国史跡。1962年―1966年に調査が行われた。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

新沢千塚古墳群

橿原市南西部の1・5キロ四方に広がり、直径10~15メートルの円墳を中心に前方後円墳や方墳がある。約130基が発掘調査され、金製耳飾りなどアジア各国からもたらされたとみられる副葬品出土被葬者は渡来系氏族とみられている。

(2011-06-29 朝日新聞 朝刊 3社会)

出典 朝日新聞掲載「キーワード」朝日新聞掲載「キーワード」について 情報

国指定史跡ガイドの解説

にいざわせんづかこふんぐん【新沢千塚古墳群】


奈良県橿原市北越智町・川西町にある古墳群。越智岡丘陵の西北部、県道戸毛久米線の南北両側にみられる丘陵上に所在する。約600基からなる古墳群は、川西千塚とも呼ばれ、1976年(昭和51)に国の史跡に指定された。古墳群のうち大部分は径が10~30mの円墳だが、9基の前方後円墳、1基の前方後方墳、12基の方(長方)墳を含み、その多様な墳形の存在が特色となっている。内部施設は、大多数が木棺直葬だが、粘土槨(かく)、礫槨(れきかく)、横穴式石室をもつものも確認されている。古墳の大部分は古墳時代の中期末から後期に属するものが多く、若干、前期に含めうるものもある。また外見上、小古墳とみられた第126号古墳では、漆盤、銅製柄付皿、鏡、玉、龍文唐草透彫方形金板、銀製空玉、垂下式金製耳飾り、ガラス皿、ガラス壺、金製指輪や帯金具など、大陸的な色彩の強い副葬品が出土。奈良県下における最大級の古墳群で、その内容、構造ともに重要な歴史的意味をもつ。近畿日本鉄道橿原線ほか橿原神宮前駅から徒歩約25分。

出典 講談社国指定史跡ガイドについて 情報

新沢千塚古墳群の関連キーワード奈良県橿原市新沢遺跡新沢千塚東漢氏

今日のキーワード

届け出挙式

婚姻届を提出した後、そのまま自治体の役所で結婚式を挙げること。2017年2月、北海道苫小牧市が結婚情報誌「ゼクシィ」(リクルート)からの協力を受けて実施した。これを始まりとして、三重県鈴鹿市や東京都足...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android