デジタル大辞泉
「日本文芸家協会」の意味・読み・例文・類語
にほん‐ぶんげいかきょうかい〔‐ブンゲイカケフクワイ〕【日本文芸家協会】
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にほん‐ぶんげいかきょうかい‥ブンゲイカケフクヮイ【日本文芸家協会】
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日本文芸家協会 (にほんぶんげいかきょうかい)
文学者の職能擁護団体。菊池寛らによって,小説家協会(1921年発足)と劇作家協会(1920年発足)とが合併して1926年に設立された文芸家協会をその前身とする。34年社団法人となるが,第2次大戦中,日本文学報国会が成立すると,文芸家協会は解散,吸収された。45年日本文芸家協会として復活,翌年社団法人となり,会長に菊池寛が就任した。著作権法の改正や,税対策,原稿料対策,言論表現の問題,相互扶助などのほか社会的諸問題に対する声明など,多方面にわたり活動。《文芸年鑑》などを刊行。2008年1月現在,会員数2513名。
執筆者:山田 武
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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「日本文芸家協会」の意味・わかりやすい解説
日本文芸家協会【にほんぶんげいかきょうかい】
小説家協会と劇作家協会が合併して1926年設立された文芸家協会を前身とする,文学者の職能擁護団体。第2次大戦中は日本文学報国会に引き継がれたが,1945年,日本文芸家協会として再発足。文芸家の権利擁護と相互扶助を目的とし,菊池寛が会長に就任した。
→関連項目阿川弘之|秋山駿|阿刀田高|中島健蔵
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日本文芸家協会
にほんぶんげいかきょうかい
文芸家団体。1926年(大正15)に設立された文芸家協会が前身。これは第二次世界大戦中、日本文学報国会の創立に伴い解散したが、45年(昭和20)に再建され、表題の名で発足。初代会長は菊池寛。チャタレイ裁判被告の擁護、原水爆禁止アピール、安保反対、国語国字改革運動に反対声明を出すなど、社会的な活動を重ねる。64年日本文芸著作権保護同盟を発足させるなど、文学者の著作権の確立と擁護を図る一方、課税の適正化を目ざして尽力し、会員の福利の増進に努めながら、言論の自由を守っている。『文芸年鑑』、ニュース、代表作選集の出版も行う。98年(平成10)7月現在、会員2291名。
[助川徳是]
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日本文芸家協会
にほんぶんげいかきょうかい
文芸家の職能団体。税対策,著作権,債権,言論表現の自由などさまざまな分野にわたって,文芸家の権利と利益の擁護を目的とする機関。政治問題,社会問題についても発言することが多い。 1926年創立の文芸家協会がその前身。第2次世界大戦中の言論統制による日本文学報国会の成立とともに消滅 (1942) ,45年に再建されて現在にいたっている。菊池寛,広津和郎,青野季吉,丹羽文雄,山本健吉らが会長を歴任した。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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