日置川[町](読み)ひきがわ

世界大百科事典 第2版「日置川[町]」の解説

ひきがわ【日置川[町]】

和歌山県南部,西牟婁(にしむろ)郡の町。人口5185(1995)。日置川中・下流域に位置し,紀伊山地に属する山地紀伊水道に面した海岸に迫る。蛇行する日置川の谷底に小集落が点在し,河口西岸に中心集落の日置がある。日置は江戸時代には大船の出入りする港町で,日置川流域で伐採される木材の集散地として栄え,現在も製材業が行われている。農業は温暖な気候を生かしてレタスキュウリなどの促成栽培が行われる。山地斜面では茶,ミカンの栽培が盛ん。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報