遺跡の分布は市域東部の段丘上および春日丘陵上、中央部の同丘陵上、西部の段丘上と大きく三地域に分けられる。旧石器時代の遺跡は全域に散在し、ナイフ形石器や台形石器、細石刃・細石核などの石器が発見されているが、那珂川右岸の市西部域に比較的多くの遺跡が認められ、なかでも上白水の
弥生時代になると、「魏志」東夷伝倭人条にみえる奴国域に含まれる当地は大きな発展を遂げ、中期に入ると東部・中央部・西部の各地域に大規模な集落が出現する。弥生中期・後期の東部における遺跡としては、
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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