智通(2)(読み)ちつう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「智通(2)」の解説

智通(2) ちつう

1314-1403 南北朝-室町時代の僧。
正和(しょうわ)3年生まれ。浄土宗西山派文和(ぶんな)4=正平(しょうへい)10年美濃(みの)(岐阜県)立政(りゅうしょう)寺をひらく。明徳2=元中8年後小松天皇より紫衣(しえ)をさずけられた。応永10年5月1日死去。90歳。石見(いわみ)(島根県)出身俗姓葛西。字(あざな)は光居(こうご)。号は光居菩薩。著作に「観経疏口筆抄」「選択集口筆鈔」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android