曾根崎(読み)そねざき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

曾根崎
そねざき

大阪市北区中央南部,JR大阪駅の南東一帯の地区。元禄9 (1696) 年改修された蜆川 (しじみがわ・曾根崎川) に沿って設けられた曾根崎新地を基盤に,遊興地として発展。 1909年の大火で蜆川は埋立てられたが,付近一帯は貸席,料亭の地として復興。現在はバー,料理店が集中し「キタ」の繁華街の中心をなす。蜆川は『心中天網島』の,露天神社 (お初天神) は『曾根崎心中』 (ともに近松門左衛門作) の舞台として知られる。

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百科事典マイペディアの解説

曾根崎【そねざき】

大阪市北区,梅田に接する地区。江戸時代は大阪市街の北端茶屋が多く曾根崎新地と呼ばれた。〈キタ〉と通称される繁華街の一部で,バー,食堂などが密集する。近松の《曾根崎心中》で知られ,付近の露(つゆ)天神社はお初天神ともいう。
→関連項目北[区]新地

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世界大百科事典 第2版の解説

そねざき【曾根崎】

大阪市北区のJR大阪駅の所在地である梅田3丁目およびその南に位置する梅田1~2丁目の周縁の地。南北朝期から史料にみえる地名で,〈そねさき〉と濁らないのが古い呼び方。地名は,当地が古代には淀川河口の砂州で,石が多く地味のやせた地を指す确(そね)から付けられたものであろう。現在はいわゆる大阪の北の繁華街で,町名に曾根崎1~2丁目,曾根崎新地1~2丁目がある。近世には梅田1~3丁目を含め西成(にしなり)郡曾根崎村,曾根崎新地。

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精選版 日本国語大辞典の解説

そねざき【曾根崎】

大阪市北区の大阪駅南側の地名。江戸時代は大坂市街地の北端にあたり、新地は遊郭として知られた。現在も飲食店などが並ぶキタ歓楽街の中心。「曾根崎心中」で名高い曾根崎天神(露天神)がある。

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