末席を汚す(読み)マッセキヲケガス

デジタル大辞泉 「末席を汚す」の意味・読み・例文・類語

末席まっせきけが・す

集まりなどに出席したり仲間に加わったりすることを、へりくだっていう言い方。「選考委員の―・す」
[補説]この句の場合、「汚す」を「よごす」とは読まない。
[類語]出席列席臨席顔出し参列参会出場出頭臨場親臨出御列座同席陪席相席同座お出まし加入加盟仲間入り参加参入参画参与入会飛び入り飛び込み加わる名を連ねる列する連なる

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精選版 日本国語大辞典 「末席を汚す」の意味・読み・例文・類語

まっせき【末席】 を 汚(けが)

  1. 会合に出席したり仲間に加わったりすることを謙遜していう語。ばっせきを汚す。
    1. [初出の実例]「其身愚蒙なりと雖ども、多年奉行の数に加はって、末席(マッセキ)を汚(ケガ)す家なれば」(出典太平記(14C後)九)

ばっせき【末席】 を 汚(けが)

  1. 会合に出席したり仲間に加わったりするのを謙遜していう語。まっせきを汚す。
    1. [初出の実例]「此校の職員室に末席(バッセキ)を涜(ケガ)すやうになって」(出典:雲は天才である(1906)〈石川啄木〉一)

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