コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

杉山寧 すぎやま やすし

8件 の用語解説(杉山寧の意味・用語解説を検索)

美術人名辞典の解説

杉山寧

日本画家。東京生。小泉勝爾松岡映丘に師事。東美校日本画科を首席で卒業。在学中から帝展に入選して特選を受賞する。また、山本丘人らと瑠爽画社を結成、同会解散まで出品した。しばしばエジプトを中心に海外へ取材旅行、その作品群は、永遠性への憧景を秘めたイメージの深さと構成力に貫かれている。日本芸術院会員・日展顧問。文化功労者文化勲章受章。平成5年(1993)歿、84才。

出典|(株)思文閣
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

すぎやま‐やすし【杉山寧】

[1909~1993]日本画家。東京の生まれ。松岡映丘(まつおかえいきゅう)に師事。理知的な構図と清新な画風で戦後の日本画壇をリードした。文化勲章受章。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

杉山寧【すぎやまやすし】

日本画家。東京生れ。東京美術学校松岡映丘に師事し,在学中および卒業した年に帝展で特選となり一躍脚光を浴びた。1934年映丘門下の友人と璃爽画社を結成。緻密(ちみつ)な写実的表現に伝統的日本画の装飾性を加味した新鮮な表現で知られる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

杉山寧 すぎやま-やすし

1909-1993 昭和-平成時代の日本画家。
明治42年10月20日生まれ。松岡映丘(えいきゅう)に師事。昭和6年帝展に初入選。戦後,日展を中心に作品を発表。32年「孔雀」で芸術院賞を受賞。エジプト風景や裸婦などを主題に理知的な造形による作品を制作する。45年芸術院会員,49年文化勲章。平成5年10月20日死去。84歳。東京出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。作品に「エウロペ」「穹(きゅう)」など。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

世界大百科事典 第2版の解説

すぎやまやすし【杉山寧】

1909‐93(明治42‐平成5)
日本画家。東京浅草に生まれる。1928年東京美術学校日本画科に入学,在学中に帝展へ出品し初入選,翌年には特選無鑑査となる。33年同校を卒業し,同時に松岡映丘の木の華社に入った。34年には第15回帝展でふたたび特選となり,画壇の注目をあびたが,この年同門の山本丘人,浦田正夫高山辰雄らとともに璃爽画社を結成する。璃爽画社はその後,映丘の死去と,杉山自身の肺浸潤発病により3年で解散した。51年健康を回復するとギリシア神話に材を得て,《エウロペ》を完成,戦後日本画壇に強い活力を与えた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

すぎやまやすし【杉山寧】

1909~1993) 日本画家。東京生まれ。東京美術学校卒。エジプト・トルコなどの旅をもとに重厚な作品を発表。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

杉山寧
すぎやまやすし

[生]1909.10.20. 東京
[没]1993.10.20. 東京
日本画家。 1933年東京美術学校卒業。在学中の 31年帝展入選以後,32,34年と特選となり注目される。卒業後,松岡映丘に師事。鋭い写実と巧みな技巧,巧緻な格調ある画面構成をみせる。 53年日展審査員,57年日本芸術院賞受賞,70年日本芸術院会員。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

杉山寧
すぎやまやすし
(1909―1993)

日本画家。東京生まれ。1933年(昭和8)東京美術学校日本画科を卒業。松岡映丘(えいきゅう)に師事する。在学中から頭角を現し、32年の帝展に出品した『磯(いそ)』が特選になった。34年、映丘門下の山本丘人(きゅうじん)らと瑠爽(るそう)画社を結成して研究を積むが、38年の同社解散のころから結核に悩み、第二次世界大戦後まで活動を控えなければならなかった。51年(昭和26)日展の委嘱となってふたたび活動を始め、57年には前年の日展の『孔雀(くじゃく)』によって日本芸術院賞を受賞した。翌58年、社団法人に改まった日展の評議員。62年から翌年にかけてエジプト、ヨーロッパを巡歴し、64年の新日展にその成果『穹(きゅう)』を発表した。70年に日本芸術院会員にあげられ、74年には文化勲章を受章。理知的な構図と清新な色調を特色とする。[原田 実]
『田中穰解説『現代日本の美術6 杉山寧』(1976・集英社) ▽佐々木直比古解説『現代日本画全集13 杉山寧』(1983・集英社) ▽『現代日本画家素描集1 杉山寧――エジプト幻想行』(1977・日本放送出版協会)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

杉山寧の関連キーワード森村宜永塩川文鵬鈴木松僊中野其玉長谷川玉粹前川孝嶺川端玉雪鬼頭如石高岡恵美子野馬一道

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone

杉山寧の関連情報