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東京銀行 とうきょうぎんこう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

東京銀行
とうきょうぎんこう

都市銀行,日本唯一の外国為替専門銀行。 1880年国立銀行条例に基づいて設立された横浜正金銀行が前身で,1946年同銀行の国内資産,負債を譲り受けて設立,47年普通銀行として業務開始。 54年外国為替銀行法に基づき外国為替専門銀行に転換。外国為替銀行法の趣旨により外国為替業務に専念すべきものとして,国内支店網の制限 (外国為替取引貿易金融上重要な地に限定) ,純国内貸付けの抑制など国内業務面での制約はあったが,他方では政府保有外貨の預金銀行に指定されているのをはじめ,海外支店設置の優先的配慮など対外業務面で優遇され,資金調達面では東京銀行債の発行が認められていた。カリフォルニアファーストバンクなどアメリカに7社,カナダ中南米ヨーロッパアジアオセアニアなどに 35社の現地法人合弁会社資本参加などがあった。 92年6月金融制度改革関連法が成立し,普通銀行転換が可能となったことを受け,96年4月三菱銀行対等合併し,東京三菱銀行となる。

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デジタル大辞泉の解説

とうきょう‐ぎんこう〔トウキヤウギンカウ〕【東京銀行】

昭和21年(1946)横浜正金銀行の資産を継承し、普通銀行として設立された銀行。同29年、外国為替専門銀行に転換。平成8年(1996)三菱銀行と合併し東京三菱銀行に、同18年にはUFJ銀行と合併して三菱東京UFJ銀行となった。東銀。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

東京銀行
とうきょうぎんこう

都市銀行の旧名称。日本唯一の外国為替(かわせ)専門銀行でもあった。1946年(昭和21)、前身の横浜正金(しょうきん)銀行の国内優良資産・負債を継承した普通銀行として設立され、貿易金融・外国為替業務に重点を置いたが、1954年の外国為替銀行法の制定により同法に基づく外国為替専門銀行に転換した。外国為替専門銀行と他の外国為替公認銀行との間に貿易・為替金融についての質的な差はないが、外国為替専門銀行の業務は貿易・為替金融中心であり、海外店舗の設置や政府の外貨預託などについては優遇措置がとられ、反面、国内店舗設置は制限され、貿易・為替にまったく関連のない貸出はできなかった。このような預金吸収上の制約があるため、金融債発行が認められていた。1996年(平成8)に三菱銀行と合併、東京三菱銀行と改称、さらに2006年にはUFJ銀行と合併、三菱東京UFJ銀行となった。[村本 孜]
『東銀史編集室編纂『東京銀行史――外国為替専門銀行の歩み』『東京銀行史――外国為替専門銀行の歩み 資料編』(1997・東銀リサーチインターナショナル)』

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