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柱島 はしらじま

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

柱島
はしらじま

山口県南東部にある島。広島湾に浮び,岩国市南東沖合い約 25kmにある。島の一部は瀬戸内海国立公園に属する。かつては岩国藩領で,いまも近くの大島 (屋代島) とは異なる民俗を伝えている。主産業は農業であるが,刺網一本釣り漁業も行われる。岩国港から定期船が運航する。面積 3.12km2人口 282 (2000) 。

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世界大百科事典 第2版の解説

はしらじま【柱島】

安芸灘に浮かぶ面積3.1km2の小島。花コウセン緑岩からなる。山口県岩国市に属し,岩国港から南東へ26km,1日3往復の船便がある。人口320(1995)。古くは京都上賀茂神社領,中世は伊予忽那(くつな)水軍勢力下の忽那七島の一つであった(忽那諸島)。近世には,周辺の端(は)島などをあわせ12島が柱島として一括され,岩国領。漁業のほかに製塩が行われていた。現在,農業はミカン栽培,漁業は小型底引網や流し刺網が盛ん。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

柱島
はしらじま

山口県南東部の安芸灘(あきなだ)にある島。岩国市に属し、岩国港から26キロメートルの離島で、面積3.12平方キロメートル、人口220(2009)。近くに端島(はしま)(面積0.67平方キロメートル、人口48)や小柱島、手島、保高(ほだか)島などがあって、大小12の島群をなす。中世には伊予忽那(いよくつな)水軍に属し、近世には岩国吉川(きっかわ)氏の所領であった。1726年(享保11)の記録には、柱島の家数89軒、人口505、船数12とある。島内はよく耕地化され、ミカン園が多い。漁業は小型底引網や流し刺網、一本釣りが盛ん。島の沖合いは第二次世界大戦中、連合艦隊の停泊地で、戦艦陸奥(むつ)が爆発沈没したことで知られ、南端の州鼻に戦艦陸奥英霊之墓がある。北岸島尻(しまじり)の砂浜海岸は夏海水浴客でにぎわう。岩国港から定期船が運航している。[三浦 肇]

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世界大百科事典内の柱島の言及

【忽那諸島】より

…ほとんどの島が愛媛県温泉郡中島町を形成する。このうち中島,睦月島,野忽那島,怒和(ぬわ)島,津和地島,二神島と柱島(山口県)はかつて忽那七島と呼ばれ,南朝方についた忽那氏の勢力範囲であったが,現在は柱島にかえて興居(ごご)島(松山市)を加え,忽那七島とする。七島のほか釣(つる)島(松山市),由利島,大館場(おおたちば)島,クダコ島など20余の島が含まれ,興居島を除いて離島振興法指定地域である。…

※「柱島」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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