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核戦争防止国際医師会議 かくせんそうぼうしこくさいいしかいぎIPPNW/International Physicians for the Prevention of Nuclear War

知恵蔵の解説

核戦争防止国際医師会議

1980年、ソ連のエーゲニィー・チャゾフと米国のバーナード・ラウンが、東西の医師の協力による核戦争防止を提唱、81年以降、毎年世界会議を開催。83カ国、約20万の医師が参加。85年ノーベル平和賞受賞。

(坂本義和 東京大学名誉教授 / 中村研一 北海道大学教授 / 2008年)

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百科事典マイペディアの解説

核戦争防止国際医師会議【かくせんそうぼうしこくさいいしかいぎ】

International Physicians for the Prevention of Nuclear Warといい,略称IPPNW。1980年米国・ソ連の医師を中心に,東西陣営の医師が世界に核戦争の回避を訴えることを目的に設立した団体。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

核戦争防止国際医師会議
かくせんそうぼうしこくさいいしかいぎ

核戦争防止国際医師の会」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

核戦争防止国際医師会議
かくせんそうぼうしこくさいいしかいぎ
International Physicians for the Prevention of Nuclear War

核戦争を防止する目的の医師の国際組織。アメリカ・ハーバード大学教授バーナード・ラウンBernard Lown(1921― )とソ連心臓学研究センター前所長エフゲニー・チャゾフYevgeniy Chazov(1929― )のほか米ソの医師の提唱で1980年に設立された。略称IPPNW。もともとは核実験による放射性降下物を懸念するアメリカ・ボストンの医師の運動から発展したため、本部はボストン近郊にある。2012年の時点で日本を含む83か国、約20万人が参加する。日本支部(1982年設立)は広島県医師会内にある。
 1981年から毎年、1996年以降は隔年に国際会議を開催する。2012年(平成24)8月、広島での第20回会議には45か国1600人が参加した。会議では、原爆投下直後の広島市で軍医として救援にあたった医師と、当時8歳で被爆した医師2人が体験や核兵器廃絶に向けた思いを証言し、「二度と広島、長崎を繰り返さない」とのヒロシマ平和アピールを採択した。
 核兵器や放射能の被害を警告、調査研究もしている。2011年にはチェルノブイリ原子力発電所事故の影響を報告し、福島第一原子力発電所事故直後には日本政府に子どもや妊婦、原発作業員の厳格な健康管理を求める要望書も出した。1985年にはノーベル平和賞を受賞した。[田辺 功]

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