普及版 字通 「棋(漢字)」の読み・字形・画数・意味
棋
常用漢字 12画
(異体字)棊
12画
[字訓] ご・しょうぎ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は其(き)。其は箕の初文で、方形の意がある。〔説文〕六上に「棊なり」といい、古くは六博といった。列国期の中山王陵墓からその盤が出土し、棊面の文様も残されている。〔左伝、襄二十五年〕「する、棋を擧ぐ」とあり、奕棊という。また樗馬(ちょぼま)ともいう。のち囲碁をもいい、別に碁の字が作られた。
[訓義]
1. ご、しょうぎ。
2. 縦横に布置する。
[古辞書の訓]
〔立〕棋 ゴバン
[熟語]
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[下接語]
囲棋・奕棋・琴棋・将棋・象棋・博棋・布棋
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報