(読み)キ

デジタル大辞泉 「棋」の意味・読み・例文・類語

き【棋】[漢字項目]

常用漢字] [音](漢)
碁石。「棋子棋布
囲碁、または将棋。「棋界棋士棋道棋譜棋風
[補説]「棊」は異体字

き【棋/碁/×棊】

将棋。また、囲碁

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精選版 日本国語大辞典 「棋」の意味・読み・例文・類語

き【棋・棊・碁】

  1. 〘 名詞 〙 将棋および囲碁。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「譬へば画者の画き得たる、奕者の棋に勝ち得たる心に同じ」(出典:国歌八論(1742)翫歌)

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普及版 字通 「棋」の読み・字形・画数・意味


常用漢字 12画

(異体字)棊
12画

[字音] キ・ギ
[字訓] ご・しょうぎ

[説文解字]

[字形] 形声
声符は其(き)。其は箕の初文で、方形の意がある。〔説文〕六上に「棊なり」といい、古くは六博といった。列国期の中山王陵墓からその盤が出土し、棊面の文様も残されている。〔左伝、襄二十五年〕「する、棋を擧ぐ」とあり、奕棊という。また樗馬(ちょぼま)ともいう。のち囲碁をもいい、別に碁の字が作られた。

[訓義]
1. ご、しょうぎ。
2. 縦横に布置する。

[古辞書の訓]
立〕棋 ゴバン

[熟語]
棋院・棋家・棋客・棋格・棋丸棋響・棋局・棋工・棋・棋士・棋子・棋師棋峙・棋棋讎・棋処・棋声棋聖棋仙棋戦棋置・棋敵・棋品・棋布・棋・棋癖棋卜・棋友棋羅棋侶・棋列
[下接語]
囲棋・奕棋琴棋・将棋・象棋・博棋・布棋

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動植物名よみかた辞典 普及版 「棋」の解説

棋 (ムク)

植物椋木別称

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