大正・昭和期の陶芸家 日展顧問。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
京都の陶芸作家。京都市東山区三条通白川に生まれる。本名は弥一。1912年(明治45)4月に京都市陶磁器試験所の伝習生となり、19年(大正8)、同窓生とともに赤土(せきど)社を結成した。25年にパリの博覧会において入賞し、27年(昭和2)帝展に入選して以来、官展で活動した。54年(昭和29)日本芸術院賞を受賞、62年日本芸術院会員となり、72年には文化功労者となった。78年文化勲章受章。陶技では彩埏(さいえん)とよぶ独自の加飾法を開発し、単純な形のほかに、自然の情感を尊ぶ作風をつくりあげた。
[矢部良明]
『乾由明編『現代日本陶芸全集10 楠部彌弌』(1981・集英社)』
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