百科事典マイペディア 「武雄[市]」の意味・わかりやすい解説 武雄[市]【たけお】 佐賀県西部の市。1954年市制。武雄盆地と周辺の丘陵地を占める。中心市街は六角川の舟運に恵まれ,長崎路の宿駅,武雄温泉(単純泉,46〜51℃)の温泉場として発展。佐世保線,長崎自動車道,西九州自動車道が通じる交通要地。平地では米作,山麓ではミカンや茶の栽培が盛ん。畜産も行われる。工業は零細企業が多く不振であるが,近年は北部の工業団地への企業誘致が進む。肥前陶器窯跡(史跡)がある。2006年3月杵島郡北方町,山内町を編入。195.40km2。5万699人(2010)。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報