歴史の道調査報告書(読み)れきしのみちちようさほうこくしよ

日本歴史地名大系 「歴史の道調査報告書」の解説

歴史の道調査報告書
れきしのみちちようさほうこくしよ

一二冊 宮城県教育委員会編 昭和五三―五六年刊

解説 宮城県文化財報告書(五五)(六〇)(六六)(八〇)収録文化庁意向を受けて昭和五二年から宮城県内の「奥の細道」を中心とする古街道の調査が行われたが、これはその報告書。元禄国絵図およびその付属資料と「安永風土記」を中心とした種々の関係資料を駆使し、さらに実地踏査を重ねた調査。内容は、調査結果を国土地理院発行の二万五千分の一地図上に朱線で示した図、それに沿革現状と保存状況、沿道に残るおもな文化財、写真からなる。

構成 (五五)調査結果略報、(六〇)奥州街道笹谷街道・出羽海道(中山越)・金花山道、(六六)江戸浜海道・二口越え最上街道・関山越え最上街道・最上海道(軽井沢越え)・最上海道(田代西峠越え)・最上仙北道・気仙道(八〇)角田道・白石―角田道・相馬道・涌谷―登米道・仙北通り(秋田越え)佐沼―登米道


歴史の道調査報告書
れきしのみちちようさほうこくしよ

構成 伊予街道(昭和五五年・大分県文化財調査報告書第四一輯)肥後街道(昭和五五年・同四五輯)日向道(同五五年・同四六輯)・放生会道(同五六年・同四九輯)・勅使街道(同五六年・同五〇輯)・行幸会道(同五六年・同五二輯)・峯入りの道(同五六年・同五四輯)・永山布政所道I・II(同五七年・同五九輯)・奈多行幸会道(同五七年・同六〇輯)・臼杵城路(同六一年・同七三輯)


歴史の道調査報告書
れきしのみちちようさほうこくしよ

鹿児島県教育委員会

構成 第一集―出水筋(平成五年刊)、第二集―大口筋・加久藤筋・日向筋(平成六年刊)、第三集―海の道(平成七年刊)、第四集―南薩地域の道筋(平成八年刊)、第五集―大隅地域の道筋(平成九年刊)。なお歴史の道調査事業の成果をもとに、歴史の道整備活用推進事業が実施され、元禄一五年「薩摩国大隅国日向国」国絵図解説書(付絵図二枚)が平成九年に発行された。


歴史の道調査報告書
れきしのみちちようさほうこくしよ

一五冊 埼玉県教育委員会 昭和五八年―平成四年刊

構成 第一集鎌倉街道上道、第二集日光御成道、第三集日光道中、第四集日光脇往還、第五集中山道、第六集秩父往還、第七集荒川の水運、第八集新河岸川の水運、第九集入間川の水運、第一〇集利根川の水運、第一一集秩父甲州往還、第一二集川越街道、第一三集元荒川の水運、第一四集綾瀬川の水運、第一五集秩父巡礼道。なお秩父往還については山梨県でも調査報告を出している(昭和五九年刊)


歴史の道調査報告書
れきしのみちちようさほうこくしよ

六冊 兵庫県教育委員会編 平成三年―八年刊

構成 第一集西国三十三所巡礼道、第二集山陽道(西国街道)、第三集山陰道、第四集美作道、第五集加古川・円山川の舟運、第六集淡路往還(南海道)


歴史の道調査報告書
れきしのみちちようさほうこくしよ

六冊 東京都教育委員会 平成五―一二年刊

解説 五日市街道・中山道・青梅街道・浜街道・甲州道中・佐野川往還など東京都内に残る明治以前の主要な道について歴史と道筋、沿道の交通関連遺構や記録等を調査した報告書。


歴史の道調査報告書
れきしのみちちようさほうこくしよ

二冊 福岡県教育委員会 平成一五年―(刊行中)

構成 (一)長崎街道、(二)秋月街道。福岡県文化財調査報告書第一八四集・第一九五集として刊行。


歴史の道調査報告書
れきしのみちちようさほうこくしよ

長崎県教育委員会編 平成一二年刊

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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