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毒重石 どくじゅうせきwitherite

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

毒重石
どくじゅうせき
witherite

BaCO3バリウムの主要鉱石鉱物斜方晶系。硬度3~3.5,比重 4.3。ガラス光沢,無色か各種の淡色を帯びる。X線などでケイ光,リン光を発する。低温熱水性の鉱脈として重晶石などとともに産する。英名はイギリスの物理・鉱物学者 W.ウィザリングにちなみ命名。

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大辞林 第三版の解説

どくじゅうせき【毒重石】

バリウムの炭酸塩鉱物。斜方晶系。白色・灰色または黄色で、ガラス状光沢がある。毒重土石。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

毒重石
どくじゅうせき
witherite

あられ石と同構造の鉱物で、あられ石のバリウム置換体。低温熱水鉱脈中に産し、中性ないしアルカリ性の条件下での産物。自形双晶によって六角両錐(りょうすい)状、錐面の発達した六角柱状などになる。方解石、蛍石などと産する。日本においては、かつて秋田県八森(はちもり)町(現、八峰(はっぽう)町)発盛(はっせい)鉱山(旧・椿(つばき)鉱山)の鉱脈の脈石鉱物として産したのが唯一の例であるが、現在では産出していない。[加藤 昭]

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