水分平衡(読み)すいぶんへいこう(英語表記)water balance

世界大百科事典 第2版の解説

すいぶんへいこう【水分平衡 water balance】

水分経済water economyともいう。生物が体内に取り込む水の量と外界に失う水の量との平衡関係のことで,生物体内の水分の恒常性を保つための条件である。生物が水を失うことは,とくに陸上生活をするものにとっては重大な生理的脅威であって,乾燥による失水にたいする防御・補償能力のあることが陸上生活にとっては不可欠である。
[動物]
 動物はもともと水生のものから進化してきたが,脊椎動物,節足動物,軟体動物のなかから,このような能力を獲得して陸上生活に完全に適応したものが現れた(爬虫類鳥類哺乳類,昆虫類,クモ・サソリ類,陸生巻貝類)。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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