ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「江南区」の意味・わかりやすい解説 江南〔区〕こうなん 新潟県中部,新潟市中部の区。西部を信濃川,東部を阿賀野川,南部を小阿賀野川に囲まれ,古くから亀田郷と呼ばれる地域にある。 2007年新潟市の政令指定都市化に伴い区制。 2005年の合併以前の旧新潟市域南東部と旧横越町,亀田町の大部分からなる。亀田郷はかつて低湿地帯であったが,昭和初期から進められた土地改良事業により県内有数の穀倉地帯となった。チューリップ,スイセンなどの球根や切り花,ウメ,ナシなどの果樹,ナガイモ,トウモロコシなどの野菜の栽培のほか,養豚や酪農も行なわれる。南東部の沢海 (そうみ) に北方文化博物館があり,南北朝時代の高僧雪村友梅の墨蹟『梅花詩』 (国指定重要文化財) などの貴重な書や古美術品を収蔵する。 JR信越本線,日本海東北自動車道,国道 49号線,403号線が通じる。面積 75.42km2。人口 6万7972(2020)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本歴史地名大系 「江南区」の解説 江南区こうなんく 2007年4月1日:新潟市の政令指定都市移行に伴い、中央区・東区・西区・北区・江南区・秋葉区・南区・西蒲区を設置⇒【新潟市】[変更地名]新潟県 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by