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沈床 ちんしょうmattress; fascine mattress

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

沈床
ちんしょう
mattress; fascine mattress

河床や堤防の根もとが水流によって掘られるのを保護するために設けられる木製またはコンクリート製のマット状のもの。日本の河川工事で最も広く用いられているのは,明治初年オランダの技師 J.デ・レーケが伝えた粗朶 (そだ) 沈床で,束ね粗朶で造った格子と敷き粗朶と詰め石とを交互に重ね合せたもの。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

ちん‐しょう〔‐シヤウ〕【沈床】

堤防・護岸工事などの基礎や根固めとして水底に沈める、粗朶(そだ)や丸太で枠を組んで割り石を詰めたもの。

出典|小学館
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百科事典マイペディアの解説

沈床【ちんしょう】

堤防・護岸の法(のり)先を保護する根固め用の構造物。そだ(切り取った木の枝)を束ねて作ったマット状のものに玉石を載せて沈めるそだ沈床,木枠(わく)を組んで石を詰めた木工沈床などがある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

沈床
ちんしょう
mattress

河床洗掘防止のために河床に敷かれるもの。粗朶(そだ)を束ねた連柴(れんさい)を格子状に組み、その上に束ねた粗朶を3層に敷き、さらにその上に連柴で格子を組み、格子の間に石を詰め水中に沈めて敷設するものを粗朶沈床という。粗朶沈床は強度は低いが、屈撓性(くっとうせい)があり、河川緩流部の堤防護岸の根固(ねがた)め工や堰(せき)、床固(とこがた)めの護床工として用いられる。強度を高めるために、底に丸太を敷き、その上に丸太を井桁(いげた)に組んでつくった枠を積み重ね、枠の中に石を詰めて沈める木工沈床や、丸太のかわりに鉄筋コンクリートを用いる改良木床もある。木工沈床、改良木床は強度があり、河川急流部の根固め工、護床工として用いられる。川 登]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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