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海口 かいこう

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百科事典マイペディアの解説

海口【かいこう】

中国,海南省の省都で島北端の要港。雷州半島の海安港と相対する。1858年開港。全島移出入量の過半を占め,また香港とベトナムハイフォン間の中継地をなす。163万人(2014)。
→関連項目海南[省]瓊山

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世界大百科事典 第2版の解説

かいこう【海口 Hǎi kŏu】

中国,海南省の省都。海南島の北東部,南渡江の河口に位置する。人口39万(1994)。宋代には海口浦と称し,1926年に市が置かれた。瓊州(けいしゆう)海峡を隔てて雷州半島と相対し,島内各地と結ぶ道路も四通八達して,本島最大の交通中心である。島内の物資は外港の秀英港より全国へ積み出される。解放後,ゴム,機械,缶詰などの工業が興り,また教育・文化の中心でもある。手工芸品のヤシ彫は有名。【林 和生】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

海口
かいこう / ハイコウ

中国、海南(かいなん)省の海南島北端にある地級市。海南省の省都である。人口165万3100(2014)。4市轄区を管轄する(2016年時点)。大陸の広州(こうしゅう)、湛江(たんこう)との間に航路が開かれ、また広州との間には航空路がある。島内第一の貿易港で、古い港である南渡江(なんとこう)河港は土砂の堆積が進み、現在は西部の秀英(しゅうえい)港が中心である。市内には造船、機械、化学肥料などの工場があり、特産物として椰子殻(やしがら)細工、珊瑚(さんご)加工が知られる。
 宋(そう)代に港が開かれ、白沙津(はくさしん)と称されたのに始まり、明(みん)代に倭寇(わこう)に備えて港を修築した際にその名を海口衛と改めた。1858年天津(てんしん)条約により諸外国との通商地となった。南部の瓊山(けいざん)区は漢代より開けた瓊州の地であり、付近には史跡が多い。なかでも唐・宋代にこの地に流された李徳裕(りとくゆう)、李綱(りこう)(1083―1140)、李光(りこう)(1078―1159)、趙鼎(ちょうてい)(1085―1147)、胡銓(こせん)(1102―1180)を祀(まつ)る五公祠(ごこうし)、蘇東坡(そとうば)(蘇軾(そしょく))の建てた海南第一楼、海瑞(かいずい)の墓などが有名。近年観光地化が進んで、海水浴場、ホテルなどが整備、建設された。[青木千枝子・河野通博・編集部]

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