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海防掛 かいぼうがかり

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百科事典マイペディアの解説

海防掛【かいぼうがかり】

幕末の対外問題処理とこれに関わる国内政策立案,海岸防御などを担当した江戸幕府の役職。1792年ラクスマン来航に際して松平定信が海辺御備御用懸となっているが,臨時の措置で,1845年老中阿部正弘牧野忠雅らが任じられて以降常置。

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世界大百科事典 第2版の解説

かいぼうがかり【海防掛】

正式には海岸防禦掛と呼ばれ,1845年(弘化2)頻々とした外国船の渡来にみる対外的危機に対応し,海岸の防御を目的として設置された江戸幕府の職名。老中,若年寄,大目付,目付,勘定奉行の中から任命され,おもに,老中よりの海防策の諮問に答える機能を果たしたが,対外問題が幕府政治の中で比重を増すとともにその役割も増大し,大・小目付を中心に阿部正弘堀田正睦を助けて開国政策を推進した。58年(安政5)外国奉行の設置により廃止。

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世界大百科事典内の海防掛の言及

【外国奉行】より

…1858年(安政5)日米修好通商条約の調印を契機に,外交事務を担当するため,既存の海防掛を廃止して設置された江戸幕府の職名。水野忠徳,井上清直,岩瀬忠震(ただなり)ら5名が最初に任命されたが,人員は10名以下で一定しない。…

※「海防掛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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