清元斎兵衛(1世)(読み)きよもとさいべえ[いっせい]

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「清元斎兵衛(1世)」の意味・わかりやすい解説

清元斎兵衛(1世)
きよもとさいべえ[いっせい]

[生]?
[没]天保7(1836)頃
清元節三味線方。2世鳥羽屋里長の門弟。初名鳥羽屋万吉。文化 11 (1814) 年清元節創流の際,清水万吉を経て清沢万吉と改名し,清元節三味線方となる。文政3 (20) 年清元斎兵衛と名のり,天保5 (34) 年さらに斎寿と称した。1世・2世清元延寿太夫の立三味線。『須磨』『保名 (やすな) 』『 (かさね) 』『権八』『鳥羽絵』『お染』など,清元節初期の曲の大部分を作曲

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android