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清川江 せいせんこう

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百科事典マイペディアの解説

清川江【せいせんこう】

朝鮮民主主義人民共和国北西部の川。狄踰嶺(てきゆれい)山脈と妙香山脈の接する地域に発源し,西蓋馬(かいま)高原を南西に流れて煕川(きせん)盆地に達し,平安南・北道の境界をほぼ西流して黄海に注ぐ。
→関連項目亀城煕川慈江道

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世界大百科事典 第2版の解説

せいせんこう【清川江 Ch‘ŏngch‘ŏn‐gang】

朝鮮半島北西部の川。狄踰嶺(てきゆれい)山脈や妙香山脈から発し,流域5831km2の水を集めて黄海に注ぐ。全長199kmは朝鮮第9位。下流域の价川から寧辺一帯は良質の無煙炭を産する平南北部炭田のほか,鉄鉱や黒鉛を豊富に埋蔵し,これを基礎として中流部沿岸の熙川市では金属工業が盛んである。下流の安州平野は北朝鮮第一の穀倉である。612年,高句麗乙支文徳(おつしぶんとく)将軍が隋の大軍を撃滅した薩水古戦場はこの川の下流にある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

清川江
せいせんこう / チョンチョンカン

朝鮮半島の北西部を流れ黄海(朝鮮半島では西海とよぶ)に注ぐ川。全長212.8キロメートル流域面積9778平方キロメートル。狼林(ろうりん)山南麓(ろく)から発し南南西に流れ、下流は平安南・北道の境界を界しながら黄海に注いでいる。流域の地質は先カンブリア系の灰色の花崗(かこう)岩が広範囲を占めている。地形は上流部が険しく下流部が広い沖積の博川(はくせん)平野を展開している。流域中、安州、文徳、平原、粛川(しゅくせん)に灌漑(かんがい)用水をため、4万6000平方キロメートルを潤している。河口より152キロメートル上流まで航行可能。[魚 塘]

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世界大百科事典内の清川江の言及

【浿水】より

…白鳥庫吉,津田左右吉,池内宏,和田清らがそれであり,ことに津田は《朝鮮歴史地理》所収の〈浿水考〉で詳細な考証を試みた。これに対し今西竜や李丙燾らはさらに南の清川江を浿水に比定している。ちなみに浿水という名称は,高句麗勢力が南下して楽浪郡を滅ぼし平壌を首都としてのち,すなわち中国の南北朝から隋・唐時代になると,現在の平壌付近を流れる大同江の呼称に変化する。…

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