渭南(読み)いなん

日本の地名がわかる事典の解説

〔高知県〕渭南(いなん)


高知県南西部、今ノ山(いまのやま)(標高868m)を主峰とする渭南山地(地塊)以南の地方名。土佐清水(とさしみず)市と大月(おおつき)町にまたがる地域をいう。足摺宇和海(あしずりうわかい)国立公園の主要部を占め、足摺岬、竜串(つくし)・見残(みのこ)し、大堂(おおどう)海岸などの景勝地がある。土佐清水市では遠洋漁業が盛ん。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

渭南
いなん / ウェイナン

中国、陝西(せんせい)省東部の地級市。2市轄区、潼関(とうかん)など7県を管轄し、2県級市の管轄代行を行う(2016年時点)。常住人口528万6077(2012)。南は驪山(りざん)、華山(かざん)の峻峰(しゅんぽう)をもつ秦嶺(しんれい)山脈が迫るが、北には渭河(いが)平原が広がり、灌漑(かんがい)水利も発達して省の農業の中心地区である。綿花と各種穀物がおもな生産物である。機械、冶金、化学、製薬などの工業が立地する。西安(せいあん)より東へ向かう交通路の要衝で、隴海(ろうかい)線、包西線(パオトウ―西安)、寧西線(南京(ナンキン)―西安)、侯西線(侯馬(こうば)―西安)、同蒲(どうほ)線(大同(だいどう)―華山)などの鉄道が走る。
 古く西周時代から開けた地域で、西安に都(長安)が置かれたときには京畿(けいき)の一部であった。周囲には故城の遺跡が多い。また南西隣の西安市臨潼(りんどう)区には華清池がある。[秋山元秀・編集部]

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