網走地方を流れる一級河川。流路延長八六・七キロ(うち指定区間七四キロ)、流域面積一四八〇平方キロ。北見山地
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北海道北東部を流れオホーツク海に注ぐ川。一級河川。オホーツク総合振興局管内の遠軽(えんがる)町の北見峠付近に発し、丸瀬布(まるせっぷ)川、武利(むりい)川、生田原(いくたはら)川をあわせ、湧別町で海に入る。延長87キロメートル、流域面積1480平方キロメートル。上流部は北見山地の森林地帯で、中流の遠軽町、湧別町の広い沖積地は主に畑地化されている。湧別町上湧別地区には屯田兵村が置かれ、明治末のハッカ栽培は流域一帯の開拓を促進した。サケ・マスの遡上(そじょう)がみられる。
[岡本次郎]
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