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湧別川 ゆうべつがわ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

湧別川
ゆうべつがわ

北海道の北東部をほぼ北流する川。全長 97km。北見山地の天狗岳 (1561m) に発し,支湧別 (しゆうべつ) 川,丸瀬布川,生田原川などの支流を合せ,丸瀬布,瀬戸瀬,遠軽 (えんがる) ,上湧別の諸原野を流れてオホーツク海に注ぐ。上流域は森林地帯,中流域の段丘上には畑地が開け,テンサイ,ジャガイモ,タマネギなどの畑作酪農が発達。河口部の湧別では漁業が盛ん。上湧別は屯田兵村が設置された場所として有名。

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百科事典マイペディアの解説

湧別川【ゆうべつがわ】

北海道北東部の川。長さ87km。流域面積1480km2。北見山地の天狗(てんぐ)岳に発し,中流以下に段丘が発達,畑が開ける。江戸時代には蝦夷の川船が通じており,渡場に馬船・独木船を備え,渡守がいた。
→関連項目生田原[町]遠軽[町]上湧別[町]丸瀬布[町]

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世界大百科事典 第2版の解説

ゆうべつがわ【湧別川】

北海道東部,網走支庁を流れる川。幹川流路延長87km,全流域面積1480km2。白滝村北見峠付近の山中に源を発し,丸瀬布(まるせつぷ),遠軽(えんがる),上湧別の諸原野を流れて支湧別川,武利(むりい)川などの支流を合わせ,湧別町下湧別でオホーツク海に注ぐ。上流部は北海道でも有数の森林地帯で,製材業が盛んである。遠軽や上湧別町付近に形成された幅広い沖積地では,稲作やハッカ栽培が行われていたが,現在は酪農やアスパラガス,テンサイの栽培に転換している。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔北海道〕湧別川(ゆうべつがわ)


北海道オホーツク総合振興局管内中部を流れる川。北見(きたみ)峠の南方約8kmに位置する天狗(てんぐ)岳(標高1553m)に源を発し、北東流して湧別町でオホーツク海に注ぐ。1級河川(湧別川水系)。延長87km。流域面積1480km2。中・下流域には河岸段丘が発達し、畑作が行われる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

湧別川
ゆうべつがわ

北海道北東部を流れオホーツク海に注ぐ川。一級河川。オホーツク総合振興局管内の遠軽(えんがる)町の北見峠付近に発し、丸瀬布(まるせっぷ)川、武利(むりい)川、生田原(いくたはら)川をあわせ、湧別町で海に入る。延長87キロメートル、流域面積1480平方キロメートル。上流部は北見山地の森林地帯で、中流の遠軽町、湧別町の広い沖積地は主に畑地化されている。湧別町上湧別地区には屯田兵村が置かれ、明治末のハッカ栽培は流域一帯の開拓を促進した。サケ・マスの遡上(そじょう)がみられる。[岡本次郎]

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