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滝の白糸 タキノシライト

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デジタル大辞泉の解説

たき‐の‐しらいと【滝の白糸】

滝の糸」に同じ。
「春来れば―いかなれや結べどもなほあわに見ゆらむ」〈拾遺・雑春〉

たきのしらいと【滝の白糸】[戯曲]

戯曲。泉鏡花の小説「義血侠血」を脚色したもの。明治28年(1895)川上音二郎一座により浅草座で初演。滝の白糸とよばれる水芸人と向学の青年村越欣也の悲恋物語。新派の代表狂言の一。

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デジタル大辞泉プラスの解説

滝の白糸

1933年公開の日本映画。監督:溝口健二、原作:泉鏡花による戯曲『義血侠血』、脚本:東坊城恭長、増田真二、館岡鎌之介、撮影:三木茂。出演:入江たか子岡田時彦、滝鈴子、見明凡太郎ほか。

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大辞林 第三版の解説

たきのしらいと【滝の白糸】

滝の糸 」に同じ。 「春くれば-いかなれや/拾遺 雑春

たきのしらいと【滝の白糸】

戯曲。泉鏡花の小説「義血俠血」を花房柳外が脚色。愛する村越欣也の学資のために殺人を犯した女水芸師白糸は、検事代理となった欣也に裁かれ死刑を宣せられる。欣也もまた、白糸の罪は自分ゆえと自殺する。新派の代表的当たり狂言。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

滝の白糸
たきのしらいと

泉鏡花の初期の短編小説『義血侠血(ぎけつきょうけつ)』をもとにした新派戯曲。原作は1894年(明治27)11月『読売新聞』に「なにがし」の署名で連載。翌年12月、東京・浅草座で川上音二郎一座が根本凌波・広岡柳香の脚色により『滝の白糸』の外題(げだい)で初演。以後この外題が踏襲されている。金沢の水芸の太夫(たゆう)、滝の白糸は、馬丁をしていた村越欣弥(むらこしきんや)と知り合い、学資を送り続けるが、金の調達に困り、ようやく得た300円を強奪されて錯乱し、強盗殺人を犯す。法廷で対面した検事は、3年間1日も忘れたことのない欣弥その人だった。白糸は欣弥の説得に、否定していた罪を認めて自らの命を絶ち、欣弥も自殺する。初演の白糸は藤沢浅二郎(川上の欣弥)で、その後喜多村緑郎(きたむらろくろう)や河合武雄(かわいたけお)が演じ、脚本も種々あるが、1933年(昭和8)8月、東京劇場で花柳(はなやぎ)章太郎が初役で演じるに際し、初めて水芸の舞台面を取り入れ、以後これが一つの見せ場になっている。溝口健二監督、入江たか子・岡田時彦主演の映画化(1933)は、サイレント映画の傑作として有名。[土岐迪子]
『『義血侠血』(『明治文学全集21 泉鏡花集』所収・1966・筑摩書房)』

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