コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

炭酸カリウム たんさんカリウム potassium carbonate

7件 の用語解説(炭酸カリウムの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

炭酸カリウム
たんさんカリウム
potassium carbonate

化学式 K2CO3 。吸湿性のある無色無臭の塊状物質または粉末。水に可溶であるが,アルコールには難溶。水溶液は強アルカリ性を示し,融点 891℃,比重 2.29。軟石鹸,硬質ガラス医薬品材料,カリウム塩の製造,染料,漂白,皮なめし,有機物の脱水,分析用融剤などに広く使われる。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

たんさん‐カリウム【炭酸カリウム】

炭酸カリウム塩。潮解性のある白色の粉末。水に溶けやすく、水溶液アルカリ性。木灰に多く含まれ、水で抽出したものが灰汁(あく)。軟石鹸・ガラス・医薬品などに利用。化学式K2CO3

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

炭酸カリウム【たんさんカリウム】

化学式はK2CO3。比重2.29(19℃),融点891℃。単にカリとも。水によく溶ける無色の結晶。潮解性。水溶液は強アルカリ性。水溶液からは2水和物が得られる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

栄養・生化学辞典の解説

炭酸カリウム

 K2CO3 (mw138.21).塩水や膨張剤として使われる食品添加物

出典|朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

たんさんカリウム【炭酸カリウム potassium carbonate】

化学式K2CO3。俗に炭酸カリまたは単にカリ(加里)ともいう。植物灰の主成分をなす。タバコの煙の中にもかなりの量含まれている。
[性質]
 無水和物のほかに,1.5水和物,2水和物がある。無水和物は潮解性のある無色の粉末。融点891℃。比重2.29。屈折率1.531。MI2CO3⇄MI2O+CO2の解離圧はアルカリ金属の炭酸塩中最も低く,1000℃において8.3torr(mmHg)(図)。水100gへの溶解度105.5g(0℃),113.5g(25℃),156g(100℃)。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

たんさんカリウム【炭酸カリウム】

カリウムの炭酸塩。化学式 K2CO3 木灰中に多く含まれ、それを水で抽出した液(灰汁あく)は塩基性を示し、古くから漂白・洗浄に使われた。カリガラス・軟石鹼・医薬の原料、染色・漂白などに利用。炭酸カリ。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

炭酸カリウム
たんさんかりうむ
potassium carbonate

炭酸のカリウム塩。炭酸カリまたは単にカリともいう。カリウム塩中もっとも重要なものの一つ。陸上植物の灰の中に10%程度含まれており、水による抽出液は灰汁(あく)とよばれ、古くは洗剤に使用されていた。水酸化カリウムの45~50%溶液に二酸化炭素を吹き込み、全部が炭酸カリウムとなったところで不純物を濾別(ろべつ)し、真空濃縮することによって製造される。
  2KOH+CO2→K2CO3+H2O
 また、炭酸水素カリウムとして析出させてから熱分解する方法も行われる。
  2KHCO3→K2CO3+CO2+H2O
 無水和物は無色、吸湿性の結晶。水によく溶け、水溶液中では加水分解してアルカリ性を呈する。アルコールには溶けない。二酸化炭素を吸収して炭酸水素カリウム(重炭酸カリウムともいう)に変わる。ほかに1.5水和物(単斜晶系)、二水和物(斜方晶系)が知られている。軟せっけん、硬質ガラス、光学ガラスなどの製造原料、染色、漂白、羊毛の洗濯などに使用される。実験室では脱水剤、融剤、分析試薬として用いられるほか、医薬品の製剤原料にもなる。[鳥居泰男]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の炭酸カリウムの言及

【カリ】より

…炭酸カリウムK2CO3の俗称。加里と書くこともある。…

※「炭酸カリウム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

炭酸カリウムの関連キーワード炭酸アンモニウム炭酸カルシウム炭酸ナトリウム炭酸鉛炭酸マグネシウム二クロム酸カリウム亜硝酸カリウムカリ塩燐酸カリウム炭酸カリ

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

炭酸カリウムの関連情報