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無害通航 むがいつうこう

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百科事典マイペディアの解説

無害通航【むがいつうこう】

沿岸国の平和・秩序・安全を害さないかぎり,他国の領海内での船舶の航行が自由に認められる。これを無害通航といい,その権利は国際慣習法によって認められ(無害通航権),1950年のハーグ会議および1958年の領海条約においても確認された。
→関連項目領空

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世界大百科事典 第2版の解説

むがいつうこう【無害通航 innocent passage】

領海はいずれの国の船舶も通過できる。これは領海が公海に接続し,海上交通の通路であるため,慣習国際法によって認められてきたものであり,通過につき沿岸国の許可を要せず,また沿岸国がこの通過を拒否することはできない。ただし,そのためには,通航が沿岸国にとって無害なもの,すなわち,沿岸国の平和,秩序,安全を脅かさないものでなければならない。これを無害通航といい,無害通航をする権利を無害通航権という。また領海を通航する外国船舶は,沿岸国が国際法に従って制定した領海における無害通航に係る国内法令を遵守しなければならない。

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