1947年(昭和22)創立の熊本県立女子専門学校が前身。1949年に熊本女子大学に移行し,学芸学部(文学科・生活学科)を設置。熊本城内に創立されたが,1950年に県立劇場敷地,80年に熊本市健軍町水洗(現在地)に移転。1994年(平成6)に熊本県立大学に改称し,総合管理学部増設と同時に全学男女共学となった。2006年に公立大学法人化。理念として人文・社会・自然の学問の3分野をおおう「総合性への志向」,地方分権の時代を意識した「地域性の重視」,「国際性の推進」を掲げる。文,環境共生,総合管理の3学部,大学院3研究科からなる。2016年5月現在の学部学生2134人,大学院生110人で,約3分の2が女性。入学者の出身高校の96%以上が九州圏内,卒業生就職先の約70%以上が九州である。
著者: 船勢肇
出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報
公立大学法人。1949年(昭和24)熊本県立女子専門学校(1947年設立)を母体に熊本女子大学として新制大学に移行した。女性のための高等教育機関として、他県に先駆けて設立された。当初は学芸学部だけであったが、文家政学部に改称し、1980年には文学部と生活科学部に改組、2学部制となった。1994年(平成6)に現名に改称、男女共学に移行し、総合管理学部を新設。1997年生活科学部を廃止し、1998年環境共生学部を設置した。2006年(平成18)公立大学法人となる。2010年時点で、文学、総合管理学、環境共生学の3学部と文学、アドミニストレーション、環境共生学の3研究科よりなる大学院を置く。所在地は熊本市東区月出3-1-100。
[喜多村和之]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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