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熒惑 ケイコク

世界大百科事典 第2版の解説

けいわく【熒惑 yíng huò】

火星の古代中国名。五星の一つ。五行説では火に配するので火星とも称するようになった。古代中国では天上世界の執法官と考えられ,熒惑の出現した星座に対応する地上の分野に,戦争,飢饉,疫病などの政治的社会的混乱を禍罰として下す夭星(ようせい)として恐れられた。しかも,みかけの軌道が予測困難であったため,古来その動向の観測は天文官の重要な任務とされ,多くの記録が残されている。【麦谷 邦夫】

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大辞林 第三版の解説

けいこく【熒惑】

〔「こく」は漢音〕
まどわすこと。
「熒惑星けいこくせい」の略。 「 -月に入る/日本書紀 天武下訓

けいわく【熒惑】

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世界大百科事典内の熒惑の言及

【火星】より

…軌道半長径=1.52369天文単位離心率=0.0934 軌道傾斜=1゜.850太陽からの距離 最小=2.067×108km,平均=2.279×108km,最大=2.492×108km公転周期=686.98日 平均軌道速度=24.08km/s会合周期=779.9日 赤道半径=3397km体積=0.1506(地球=1) 質量=0.10745(地球=1)平均密度=3.93g/cm3自転周期=1.0260日 赤道傾斜角=25゜.19アルベド=0.16 極大光度=-2.8等赤道重力=0.38(地球=1) 脱出速度=5.02km/s火星は,そのやや不気味な赤色のゆえに,昔から戦いの神マルスの名を冠せられてきた。中国では,やはりその色から人心を惑わす星という意味で熒惑(けいわく∥けいこく)と呼んでいる。地球のすぐ外側の軌道上を回っているため,半分以上欠けて見えることはない。…

※「熒惑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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