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特別法廷

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

特別法廷

大災害で裁判所が使えない場合など、「最高裁が必要と認めれば裁判所外の場所で法廷を開ける」とした裁判所法の規定に基づいて開かれる法廷。1948~77年に113件開かれた。国の隔離政策のなかでハンセン病患者の出廷を理由に開かれたのは、このうち72年までの95件。各地の裁判所から96件の申し出があり、撤回された1件を除くすべてについて最高裁が設置を許可していた。2001年の熊本地裁判決が隔離政策は不要だったと認めた60年以降も、27件開かれた。

(2016-04-26 朝日新聞 朝刊 1総合)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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知恵蔵miniの解説

特別法廷

日本において、裁判所外で開かれる法廷のこと。裁判所法(1947年公布)に基づく措置であり、特別法廷の設置申請があった際に最高裁判所が必要と認めた場合に限り例外的に開かれる。48~77年には113件開かれており、特にハンセン病患者が裁判を受ける際感染の恐れなどを理由とした特別法廷は、48年~72年に療養所・刑務所・拘置所などで95件開かれた。ハンセン病患者の特別裁判は事実上非公開だったことが多いとみられ、憲法が保障する「裁判の公開原則」に反し、またきちんと審議されたか疑問であるとの指摘がある。最高裁判所はこの問題を検証し、2016年3月31日には、これらの特別法廷設置手続きに不適切な点があったことを認め、元患者に謝罪する方向で検討していることが報道された。

(2016-4-1)

出典|朝日新聞出版
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